そうこうするうちに

地方在住ズボラ主婦の特性多めの家族のことを綴る、ゆる日記です。

学校行事と、過敏性腸症候群のわたし

つい先日、次男(年長)の卒園式に参加してきました。
1歳からお世話になっていた、こども園でかれこれ5年のお付き合い。
(当時、年少々組まではワーママしていました。)

もうね、保護者はほとんど涙腺崩壊ですよ。御涙頂戴な演出してくるんだもの。
子ども達の凛々しい姿や担任の先生の最後の涙のあいさつ…
思い出すとまた泣けてくるくらい、いいお式でした。

そんな中、当日の私はものすごく緊張していました。
負けられない戦いがそこにあったから…

そうです、タイトルにもあるように、
過敏性腸症候群の私には、長時間拘束される学校(園)行事はなによりも怖いものです。

(※これより先は、お下なお話が多めですので、苦手な方はお控えください。)

過敏性腸症候群とは?

www.e-healthnet.mhlw.go.jp

過敏性腸症候群とは、通常の検査では腸に炎症・潰瘍・内分泌異常などが認められないにも関わらず、慢性的に腹部の膨張感や腹痛を訴えたり、下痢や便秘などの便通の異常を感じる症候群です。腸の内臓神経が何らかの原因で過敏になっていることにより、引き起こされると考えられています。

一時期、CMでも流れていた「過敏性腸症候群」という病気。
人それぞれ症状も違いますが…トイレの住人になることが多いのかな?

あくまでも、個人の感想です!!
医療従事者ではありませんので、参考程度にされてください。

私の場合

どんな症状?

もともと学生時代から胃腸は弱いのですが…
不安な時や緊張している時、自由にトイレへ行けない空間(他人が運転している車や電車など)にいるときなどに起こりやすいようです。
例えば、こんな感じ。

  • case1
    子ども達を連れて夫と外出しようとすると、なかなか家のトイレから出られない。
    車で出発しても、数分後には腹痛(急な痛み)でコンビニへ駆け込む。それを何度も繰り返して、目的地に到着できず…結局は帰宅。当然、家族から反感を買う。
  • case2
    家にいて、夫や子ども達がトイレに篭ると、急に腹痛に襲われて、トイレに行きたい衝動が止まらない。早めに出てほしいと頼むと、嫌な顔をされる。

何度もこんなことを繰り返すので、まあ家族からは迷惑ですよね…
なんとなくいつもと様子が変だと思い、近所の内科を受診しました。
検査の結果、「過敏性腸症候群」でした。

どうやって治したのか?

症状に効くお薬を処方してもらい、継続して飲んで対処しました。

最初のころは、毎日欠かさず飲んで、症状が緩和されるのを待ちました。
すぐには効くというわけではなく、徐々にトイレの渇望が減っていった感じです。

特に私は、外出時などに不安感が強くなると痛みが出ていたので、
とにかく「私は大丈夫」「あと○分の我慢」と励ましていました。
何週も服用するうちに、外出する前だけの服用に変わりました。

症状が精神的な部分からの影響していたようだったので、何度も成功体験を積んで克服していったのかなと思います。
あと、家族からの理解も大きかったです。
当初、嫌な顔をしていた家族も「そういうものだ」とわかってくれて、フォローしてくれたことは大きかったです。

徐々に薬を飲まなくても、外出時の激痛に悩まされることは減っていきました。

そして、今回の卒園式

今は特に服用していません。事前の対策で症状がほぼ出ないからです。

  • お腹を温める(膝掛け・ヒー○テック・暖かいお茶等)
  • 外出前の朝食を軽めにとる
  • 3首(首・手首・足首)を冷やさない服装
  • 家や会場で事前に多めにトイレへ行く
  • 別のことで気を逸らす、集中する

ですが…まだ不安な時など、トイレへ駆け込むことはあります。
実際に、卒園式でも始まる15分前にトイレへ直行しました…
式中は多少トイレへの不安感は拭えなかったものの、最後まで見届けることができました。

そして、次は4月の入学式。
イベントごとがこれから増えるので、正直、不安もあります。
でもうまくこの病気と付き合って、子ども達と楽しみたいなと思います。