すっかり10月も後半ですね。
9月から息子達は2学期が始まり、すっかり通常運転の生活に戻りました。
私は気が抜けたというか、燃え尽き症候群のような状態で、
この数ヶ月は、ぼんやりとしている間に過ぎ去っていった感じです。
さて、もうすぐ学校行事の大イベントである、
運動会が開催されます!!
最近では、運動会は『春』に行われる地域も多いですよね。
私の住む街では『秋』に開催されるので、今まさに、こども達は準備や練習を頑張っているところです。
しかし我が家にとって、運動会は心配事の多い行事の1つです。
感覚過敏な長男
運動会は明るく、楽しいイメージがある方も多いと思いますが、
感覚過敏&ASD・ADHD傾向のある長男にとっては、
とっても刺激強めで、憂鬱な気持ちになるイベントの可能性が高いです。
そもそも感覚過敏とは
我が家の長男は、程度の差はありますが、
感覚(聴覚・視覚・嗅覚・触覚・味覚)にそれぞれ過敏さがあるようです。
その中でも今回は、特に悩みが多い『聴覚過敏』についてのお話しをしていきたいと思います。
長男の感覚過敏については、小学校入学後にわかりました。
(長男が感覚過敏だとわかった話は、また別の記事で書きたいと思います。)
何が刺激になるのか?
では、どんな音が刺激となるのか…
今回は運動会の場合に絞って、長男に聞いてみました。
主な項目はこちら↓
- 集団で集まった時のざわざわとした物音や雑音
- スピーカーからの大音量の音楽やアナウンス
- スタート時のピストル音
- 応援時の太鼓の大きな音
- 周囲のみんなの雑談や声援
運動会では、ごく当たり前の音ですよね。
(同じ聴覚過敏でも、感じ取る音の種類にも差はあるようなので、あくまでも長男の場合。)
私はどちらかといえば、感覚が鈍感です。
当時小1の長男からの話だけでは、聴覚過敏な人にはどんなふうに聞こえているのか、想像がつきませんでした。
少しでも理解したいなーと思い参考にしたのが、
↓こちらの動画。
正常な聞こえ方との違いがとてもわかりやすかったです。
では、ごく普通の聞こえの人に置き換えてみると、
距離に関係なく、全部の音が同じくらいの音量で聞こえ続ける。
これ、相当なストレスになると思いませんか?
(※あくまでも個人の感想です!!)
刺激を受けるとどうなるのか?
この状況に直面すると、長男はどうなるのか…主にこんな感じです。
- 耳を塞ぐ
- ボーッとする
- 動きが突然止まる
- 思考停止状態になる
日常から長男がボケーっとしてる場面に遭遇していたので、
そういう性格・気質なのかな?と思っていたのですが…
恐らく音からのストレスに対して、
長男なりに必死に対抗していたのかな?と、今では受け止めています。
この状態になってしまうと、集団行動が基本の運動会では、
上手く行動することが出来なくて、悪目立ちすることが多々あります。
本人の「頑張りたいのに、できない…」という、気持ちにも影響することなので、
理解や配慮は必要だなーっと思っています。
すこし長くなりそうなので、今回はこのへんで。
次回は運動会のためにどう対策したのか、詳しく書きたいと思います。
↓続きはこちら