そうこうするうちに

地方在住ズボラ主婦の特性多めの家族のことを綴る、ゆる日記です。

性差別を感じる日本語

3月2日放送のTBSラジオジェーン・スー 生活は踊る」の
『相談は踊る』のコーナーを聴いて。

質問者様の相談内容は、
「お友達(女性で異性愛者の場合)のパートナーをどう呼ぶべきか?」

世間一般に広く使われるのは、『ご主人』や『旦那様』。

これって、なんとなく上下関係を思わせる言葉だなと前からモヤモヤしてて、
でもそれに代わる公的な場での呼称って、確かに日本語にはない気がする。

英語の「husband」/「wife」は、日本語の「夫」/「妻」だけど、
他人のパートナーを「夫」もしくは「妻」と呼ぶのは不作法とされているし。

私も、相手との親密度によって、相手のパートナーの呼び方は変えているけど、正直正解がわからない。
当たり障りなく結局「旦那さん」と呼んでいる気がするな…

反対に『奥さん』、『奥様』、『嫁さん』と呼ばれることも、「家にいる人=女性」というイメージが根強い。

これについては、私も夫に情報共有したら、同じように違和感を抱いている様子。
男女それぞれについて表現されてる日本語って、本当に多いなと改めて気付かされた。
それは、日本の長い歴史の中で便宜上作られたものでもあるんだろうけど、
言葉って、実際はその時代と共に変化していくものでもあるから…

私たちは今、時代の変わり目にいるのかな。早く見合った言葉ができるといいな。

ちなみにラジオの中で、同性婚カップルについてはどうか?ということにも触れつつ、
「おつれあい」「パートナー」をスーさんは提案されていた。

なにより、この相談が70代女性からのものだということ。
これまで当たり前に使われていたものに疑問を持って、自分で考えて意見を言うって…
すごく素敵だなーって震えた。
私も思考停止せずに、考えて主張できる大人になりたいな。

細かい内容は、どうかPodcastradiko等で多くの人に聴いてほしいな。