そうこうするうちに

地方在住ズボラ主婦の特性多めの家族のことを綴る、ゆる日記です。

【日本語教育能力検定試験】不合格考察してみた

こんにちは、少しずつバーンアウトから回復中のさいかです。
国内外で日本語を母語としない方に向けて”日本語”を教える、日本語教師は知っていますか?

ここ数年のコロナ化の影響で、日本でも海外への渡航が難しくなって、自宅でもできるオンライン英会話の需要が増加した様に、日本へ来れなくなった海外の方が、日本語をオンラインで学ぶことが増えました。

そんな日本語教師になれる方法の一つが、日本語教育能力検定試験での合格
(無資格でも生徒から人気があれば必要なかったりしますが、最近はプラットフォームでの募集がかかるのは有資格者が多いようです…)

毎年10月に開催されるのですが、年に1度のみ。そして、受験料もまあまあお高い…
約半年間は家事の合間に勉強して、子どもたちの相手をしながら勉強して、家族が寝付いてからも勉強して。しかも試験当日は、長男の運動会を欠席までしたのに…結果は惨敗。自分なりに、なぜ不合格(予定)になってしまったかを考察します!

1.知識を深堀りできていなかった

もうね、主な理由はまさにコレです!
私の敗因は、よく出る範囲のキーワードを浅〜い知識でしか記憶できていなかったこと。

日本語教育能力検定試験は、広範囲な上、一つ一つの知識を深堀りして覚えていないと解けなかったり、難問奇問が多いと言われている試験。
重要キーワードの概要部分を理解していれば、合格圏といわれる70%に届くと思っていたけど…そんなに甘くはなかった。

キーワード自体の知識はもちろんですが、それぞれの関連や時系列など…整理して覚えることが必要だと思いました。

2.過去問をうまく活用できていなかった

検定試験などでは、問題の出題傾向や形式を知るのに重要な過去問。
私の敗因は、ただ解いて正答率を上げることに必死になっていました。過去問を何度も繰り返し解くことで、理解できたつもりになっていたんだと思います。

まあ、よくよく考えると正答率が上がるのは当然ですよね。何度も解くので、選択肢をなんとなく覚えているんですから。
なぜその選択肢なのか?他の選択肢ではダメな理由は何か?ー知識をいろんな角度から定着させていくことが大切だと思います。

そもそも本番の試験では、出題形式は同じでも知らない問題が当たり前。過去問から出題されることは多いですが、そのままの形式でほぼないと思います。
その中でも、文言や表現の仕方で「この考え方は〇〇だな」、「この方法は□□だ」と
判断できるようにならないといけないと感じました。

3.体調管理ができていなかった

最後は最重要な体調管理。
家族が寝付いてから勉強するのが日課になってしまって、試験直前まで寝不足気味でした。睡眠不足は脳が働かなくなるし、体調も不調になるしでいいことなしです。
そのせいか、期間中にコロナに感染してしまって病院に入院したり、体調不良などで勉強をすることができない空白期間が何度もありました。

試験自体、一日がかりの長丁場。あと緊張してしまって本来の力を発揮しづらくなります。私の場合、過敏性腸症候群になったことがある経験から、下痢止めを常備していました。体力づくりや体調管理は重要な要素だと思います。

 

今回は私の失敗談を3つにまとめてみました。いやー正直まだまだあります。
というか王道な失敗談だなーっと書きながら思いました。来年度、受ける方の反面教師として参考になれば幸いです。