ずいぶん前の話なのですが、
私は完全初心者から独学で、簿記3級に半年で合格しました。
もう5年前なので、現在の出題形式とは若干違うものの…
簿記の「ボ」の字も知らない状態から勉強を始めて合格できたので、
これから簿記の勉強を始める方の参考になれば幸いです。
最近、簿記2級取得に向けて勉強を開始しました。こちらの記事もあわせてどうぞ↓↓
使用した教科書
私は5年前に合格した当時、
ネットスクール出版の「サクッとうかる」シリーズを使用していました。
このテキストはイラスト多めでわかりやすい反面、問題演習が少ない&簡単なのが難点です。
2周した後、過去問やネットに公開されていた模擬試験を解いてみたけど…歯が立たず。
でも、3級の内容をざっくりと把握するには持ってこいだったと思います。
(最近のレビューが少なめなので、おすすめはしません…)
ちなみに…
簿記のテキストといえば、これと言っても過言ではないくらい、
大人気な「みんなが欲しかった!」シリーズ。
実は、私が簿記初学者の頃、この「みん欲」の教科書が苦手でした。
というのも、文字が多めで、読み込む必要があるので若干、大変な印象だったからです。
正直に言うと、この教科書で3級の受験を挫折したことがあります…
教科書を読み込むことで理解できる人や、簿記に慣れている人には向いていると思います。
私も最近、3級の復習用にテキストを購入しましたが、わかりやすいと感じました。
なので個人的には、簿記の勉強が初めての場合は、
文字が少なめで、イラストが多めのものがいいと思います。
おすすめの教科書
もし、これから受ける人へ
個人的なおすすめは、「パブロフ流」の教科書です。
簿記のテキストで、よく「イヌ派(パブロフ)か?ネコ派(ゴエモン)か?」というのを耳にしますが、これは個人の好みだと思います。
私はパブロフの方が好みでした。
使用した問題集
問題を解く練習をしたくて買ったのが、このテキスト!「合格トレーニング」です。
やっぱり、老舗のテキストは一味違いました。
内容が濃くて、問題量が多いので1周するのに苦労しましたが、
確実に試験問題を解く力はついたと思います。
ただ正直、テキストと出版社が違うので、考え方や表現等で苦戦しました…
(テキストは出版社で統一した方が理解は早いと思います)
私は3周くらい回しました。
その後は、苦手や正解率が低い問題に絞って、何度も繰り返し解きました。
予想問題や総仕上げ的な問題集も…と欲張るとどっちつかずになりそうだったので、
とにかくこの1冊を使い潰すつもりでやり込みました。
まとめ
初心者のうちは、慣れない言葉や解き方で戸惑ったり、
テキストを読んでいると退屈になって眠たくなったり…
少しでも集中力を持続させるためにも、
親しみのあるものから入った方がいいのかなと感じています。
あと、インプットばかりやるとつまらなくなってくるので、
5〜6割程度、理解できたらアウトプット多めにやり込むことが
経験した上でやって良かったと実感しています。